思い出のアルバム第8弾は、PanteraのVulgar Display of Powerです。このアルバムがリリースされたのは、1992年なので僕が高3の時です。前作のデビューアルバムCowboys from Hellも素晴らしいアルバムでしたがこのアルバムは、前作程ボーカルのフィルが高音域のキンキンした声を減らして叫び散らすボーカル・スタイルを増やしバック・バンドのグルーブ感も前作よりも強調されていて僕は、このアルバムでPanteraにどっぷりハマりましたね。このアルバムでPanteraのサウンドは、確立されたと思っています。Mouth for War, Walk, Fucking Hostileが僕のお気にいです。
僕の個人的な意見なのですがCowboys from Hell, Vulgar Display of Power, Far Beyond Drivenの1stアルバムから3rdアルバム迄がPanteraのピークなんじゃないかなと思います。4thアルバム以降は、マンネリとメンバー間の人間関係の縺れの影響でなんかしっくりこないんですよね。
ギターのダイムバックとドラムのポールが他界してしまって再結成が不可能なバンドの1つですよね。
僕の最初で最後のPanteraのライブは、2001年7月21日にSan DiegoでSlayerと一緒のツアーでした。 初めてのPanteraのライブは、今まで行った数々のライブの中でもTop5に入ります。
2年前にボーカルのフィルがツアーをやっていてPanteraの曲も何曲かやると確信していたのですがやっぱり4人が揃ったPanteraじゃなきゃ行く気が起きずに結局行きませんでした。ライブの半分は、Panteraの曲をプレイしたみたいですね。
余談なのですが1992年頃は、僕の地元の札幌のクラブでは、月イチや週イチでロック、メタル、パンクのDJイベントが開催されていて良く遊びに行ってましたね。高校生がクラブに行って酒を呑めるなんて時代を感じますよね。その時もPanteraは、何処に行ってもヘビー・ローテーションで流れていました。ロック系のクラブイベントは、どうしても喧嘩が起こりやすく飲み物は、瓶やグラスではなくてプラスチックのカップで出されていましたね。
あー、タイム・マシンがあったらPanteraのライブもっと見たいな。