思い出のアルバム第7弾は、Manic Street PreachersのGeneration Terroristです。1992年にリリースされたんで僕が高3の時ですね。アルバムリリース前から「全世界のアルバム・チャートで1位になるアルバムを作った後で解散する。」と発言したり、その発言が本気である事を示す為にギタリストのリッチーがカミソリで「4 Real(本気の俗語)」と腕に刻み込み大怪我したりと何かと話題性があるバンドでした。正直このアルバムを聴いたきっかけも彼等の様々な話題のおかげで僕も聴いてみようと思ったんですけどね。
気になるアルバムの中身なんですがストレートなロックとパンクを混ぜた感じで勢いと元気いっぱいの音で直ぐにお気に入りのバンドになりました。
この時期ってManics, Oasis, Blur等などのマンチェスター出身バンドの成功からマンチェスター・ロックというサブ・ジャンルも出来たのを憶えていますか?世界規模では無いですが特に日本では、マンチェスター・ロックの盛り上がりのおかげで90年代にUK ロックが結構盛り上がってましたもんね。
結局世界中のチャートで1位になることはなかったアルバムですが解散宣言を撤回して2ndアルバムGold Against the Soulをリリースして3rdアルバムThe Holy Bible をリリースした後にリッチーが失踪して行方不明になってからバンドは、3人体制で活動するのですが僕の中では、4人体制の3rdアルバム迄が好きなManicsのアルバムでそれ以降は、UKロックの優等生的なサウンドになってしまい(歳を取って成長すればそんなにいつも怒りを表現するのは、難しいのは、分かってるんですけど)初期の頃のパンクの衝動的なサウンドからかけはなれてしまったので3rd以降は、一応聴きましたがそれほどハマりませんでしたね。
思い出のアルバム10選もあと残り3枚になりました。